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誤って作成したbonding deviceをきれいに削除する

とあるCentOSのVMで誤って tcpdump -i bond0 を実行してしまったところ、bond0 が作成されてしまった。
が、実際にはbondingは有効になっておらず、bond0は上がってなくておかしな状態。

該当時刻にkernelが次のようなログを吐いていた。

kernel: bonding: MII link monitoring set to 100 ms
kernel: Loading kernel module for a network device with CAP_SYS_MODULE (deprecated).  Use CAP_NET_ADMIN and alias netdev-bond0 instead

このログの意味するところはさておき、きれいに掃除してしまいたい。

あまりこんな問題にハマった人はいないようで、情報が少なかったが、最終的には以下できれいに掃除できた。

# echo "-bond0" > /sys/class/net/bonding_masters
# rmmod bonding
  • 1つ目のコマンドの効果
    • /sys/class/net/bonding_masters の内容が消える。
    • /sys/class/net/bond0/ が消える
    • ifconfig -a を打っても bond0 が表示されなくなる
    • /proc/net/bonding/bond0 が消える
    • bond0関連のカーネルパラメータが消える (sysctl -a | grep bond0 で確認)
  • 2つ目のコマンドの効果
    • /proc/net/bonding が消える
    • lsmod しても bonding が表示されなくなる