weblog of key_amb

主にIT関連の技術メモ

「窓替え」と「VirtuaWin」と「ArtTips」

mixiのコミュってけっこういい情報源だな、と思います。
最近、フリーソフトやショートカットキーのコミュに入りました。


なかなか目からうろこな発見が色々ありました。

窓替え

これはコミュに入る前に落としたソフトです。


Alt+Tabの連打が嫌で導入しました。
公開バージョンは0.7.7.16ですが、文字サイズが小さいなどの不満があってテスト版の0.9.0.10を導入しました。


が、結局あまり使いやすくはなりませんでした。
以下が解消されなかった不満点です。

  • Officeソフトを複数開くと、Alt+Tab同様にサブウィンドウ以外のメインウィンドウも表示される。
  • Officeソフトではショートカットキーを登録しても、狙ったサブウィンドウに行けない。
  • 新しいウィンドウを起動したときのリストの順序の変化が統一されていないので、リストを目で追う必要が出る。Alt+Tabのように最後にアクセスした順序にするか、またはタスクバーの配置のように起動した順にしてほしかった。

従って、ショートカットキーを登録したOffice以外のソフトへの切り替えの用途にしか使えません。
また、ちょっとだけ起動が遅いです。(ただ僕のPCは遅いので、普通の人はそこまで不満には思わないかもしれません)


似たソフトにAlt+Tabの拡張であるAltTabPPというのがあります。
これはAlt+Tabのタスク切り替え時に矢印での移動やショートカットキーでのアクセスを可能にするものです。
このくらいシンプルな方が使いやすいのですが、残念ながら予測不能な挙動をします。

VirtuaWin

Exマルチデスクチェンジャーより、やや高機能な仮想デスクトップソフトです。
ウィンドウを移動するコマンドが2種類あり、移動先のデスクトップにフォーカスを移すものと移さないものを使い分けることができます。
また、デスクトップに上下左右の概念があり、ホットキーで上下左右のデスクトップに移動できます。"Enable Desktop Wrapping"のオプションを有効にすると、端のデスクトップから逆の端のデスクトップに移動できます。


更に、モジュールで機能を拡張することができます。
例えば、個々のデスクトップに壁紙を設定するSwitchDeskのようなモジュールがあります。


最も重宝している機能が、最近使用したウィンドウのリストをホットキーで呼び出せる機能です。
フォーカスしていないデスクトップのウィンドウも表示されます。
各ウィンドウへのショートカットキーこそ割り当てられませんが、応答が非常に速く、Officeソフトは大抵サブウィンドウだけを表示してくれるので、窓替えの代わりにこちらを使うことにしました。

ArtTips

そこそこ有名な小物Tips集のようです。
中身はランチャ、クリップボード拡張、入力支援、タスク切り替えなどなど。
ランチャ、タスク切り替えはそれ専用のソフトよりは使いづらいかと思います。特にタスク切り替えでは、Officeソフトのタスク名が全て「Excel」「Word」などとなってしまいます。


クリップボード拡張とテキストバッファはエディタで重用しそうです。


やや便利なのがコモンダイアログ拡張機能と、X-Mouse機能です。

コモンダイアログ拡張では、ファイルの保存や読み込みの際に、ランチャで登録したフォルダや履歴などを呼び出せます。
僕はDドライブの深い所に保存しているものが多いので、これはありがたいです。


X-Mouse機能はUnixのX-Windowに備わっている機能だそうですが、マウスオーバーしたウィンドウがアクティブになります。
マルチディスプレイを使用しているときなど便利です。


ArtTipsは全体に設定画面が見やすく、直感的に操作できます。UIに細やかな配慮を感じます。