RSS はオワコンか?
去る2014年10月1日、livedoor Reader のサービス終了が発表されました。
【重要】 livedoor Reader サービス終了のお知らせ|livedoor Reader 開発日誌
※(追記) 10月15日にサービス終了撤回が同ブログで発表されました。サービス継続の道を検討中とのこと。
それとほぼ時を同じくしていて、私がRSS購読していた「MSN産経ニュース」もサービス終了し、後継の「産経ニュース」では RSS 配信されないことが発表されました。
RSS / RSSリーダーの将来については諸説あるようですが、イチRSSリーダーユーザーの私としては、RSS リーダーのみならず、RSS そのものもオワコンになりつつあるのではないか、と危機感を覚えたのが事実です。
というわけで、「RSS オワコン」で Google 検索してみたところ、いくつかの記事を見かけました。
もちろんいくつかしか読んでないのですが、各記事の立場を大別すると次のようになるでしょうか。
詳しくは参考記事を読むか、「RSS オワコン」でぐぐってみて下さい。
で、私自身は RSS/リーダーの未来について、結論を持っているわけではないのですが、少なくとも事実として次のことは言えるのかなと思います。
RSS リーダーの需要は減っている
手元に統計データがあるわけではないですが、最近のニュースアプリが登場する前から言われていたことでもあったと思います。
それには、Twitter であったり Facebook であったりといったストリーム配信型(と個人的に勝手に呼んでる)情報ソースの普及が一役買ってました。
RSS を配信するサイトも減っている(?)
これは全体的にどうか調べたわけでもなんでもないですが、「MSN産経ニュース」然りで、需要が減ってるので、RSS 配信自体も減るというのは妥当な流れだと思います。
提供元が RSS 配信していなくても、記事の取得は可能
参考記事には RSS は終わらないとしているものがあるのですが、サイトをスクレイピングして記事情報を取得すれば、RSS はなくてもなんとかできます。
たぶん Gunosy や SmartNews などのニュースアプリとかはそれをやってる。
RSS愛好会 - 産経・読売などRSSニュースフィードを配信 のように、RSS 配信していない大手サイトに代わって RSS 配信しているサイトもあります。
まとめ
RSS/リーダーの未来については諸説ありますが、少なくとも RSS/リーダーは衰退する向きにあり、それに代わって Gunosy や SmartNews のようなニュースアプリが台頭しています。
個人的には、RSSリーダーはただの情報を得る手段に過ぎないので、ぶっちゃけ必要な情報が手に入ればなんでもいいです。