SPFレコードとその設定
SPF は Sender Policy Framework の略で、電子メールにおける送信ドメイン認証の1つである。
差出人のメールアドレスのなりすましを検出することができる。
SPFに対応したメールサーバを構築するときは、利用するドメインのゾーンファイルに、使用するIPアドレスを記述したSPFレコードを登録しておく必要がある。
SPFレコードは以下のようなものである。
IN TXT "v=spf1 +ip4:192.168.0.1 +ip4:192.168.0.2 -all"
このように登録されている場合、このドメインから送られたメールについて、「192.168.0.1 または 192.168.0.2 から送信された電子メールは信頼して欲しいが、それ以外のIPアドレスからの電子メールは拒否して欲しい」と宣言することになる。