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主にIT関連の技術メモ

HTTP/1.1とkeep-alive

TCP通信におけるコネクションの確立や開放にはそこそこコストがかかる。
HTTP/1.0ではリクエスト/レスポンスごとにTCP接続が行われるので、多くの要素からなるHTMLページをダウンロードする際には、これがかなりのオーバーヘッドになる。


HTTP/1.1ではこれが改善され、どちらかがConnection: CloseをHTTPヘッダで指定しない限りHTTP応答の後ではTCPは接続されたままとなる。クライアントはひとつのTCP接続上で複数の要求を続けてすることができる。これを継続した接続(persistent connectionまたはkeep-alive)と呼ぶ。